新草競馬解禁?

30830_new_camptown_races 今月28日(水)3回目の定期ライブ演奏してきました。7月は繁忙期と言う事でお休みし、約2ヶ月を経てのキースプリングでのライブはいささか緊張でした。約20分演奏を3回、全18曲を演奏してきました。

今回は新曲5曲をリストアップしたのですが、その中で「New Camptown Races」というインスト曲を演奏しました。まあ、人前で初めてなので半分にも満たない出来映えでした、早く弾き慣れなければいけませんね。

 題名の中の「Camptown Races」ですが、その昔音楽室で聞いたあのフォスター作曲の、そうです「草競馬」の原題です。その楽曲構成をモチーフに・・したかどうか判りませんが、フランク・ウェイクフィールドというマンドリン・プレイヤーが作った曲で、新しい草競馬という事で「New」が付いたのでしょうか。

 そんな訳で今回吉田さんは曲紹介のなかで、『この曲とフォスターの「草競馬」を同時に弾くと不思議と合ってしまうらしい、いわくの曲です』と紹介していました。ちゃんとしっかり弾けるようになったら、是非検証してみたいですね。
ちなみに「Camptown」とは、開拓時代のアメリカにおける鉄道敷設工事で建設従事者のために設営するテント村の事だそうです。

 このフランク・ウェイクフィールドという人は奇才のマンドリン奏者と言われ、マンドリンから展開するのは言うまでもありませんが、どんなキーでも弾く事が出来る奏者と言われていて、この曲もあえてあまり使われない(誰もが弾きたがらない)Bフラットをキーにしています。
そんな難曲に挑戦してみた訳です。と言う事がタイトルの意味のつもりでした。

 あとカントリー・ジェントルマンの名曲、邦題「ダイナおばさんのパーティー」。ダイナさんの家にみんなで集まりキルティング作りをしながら、おしゃべりする年齢層高めな女子会の歌です。
そしてラルフ・スタンレーの「Say Won’t You Be Mine」これぞブルーグラスというハイ・ロンサムでブルージーな名曲です。いずれこの曲をびしっと決めたいため、あえて未熟ながらも今回お披露目してみました。

さて、9/7(土)甲府、15日(日)白州、10/6(日)野辺山と定期ライブ以外にも演奏行います。詳しくはライブ・演奏情報に掲載してゆきます。

※画像は「New Camptown Races」が収録された当時のLP版のジャケットです。(Amazon.comより)