KENTUCKY HO-BO

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今回はお隣長野県のブルーグラス事情を
ご紹介します。・・と、その前に。

 ライブなどMCでメンバー紹介は定番で、さらに活動環境や活動エリアに話しが展開します。我々もそれに違わず山梨県内のブルーグラス事情に話しが及ぶ訳ですが・・。ここの所のMCでは『山梨のブルーグラス人口は十数人なんですよ』。・・のフレーズから入ったりしてます。

 指折り数えてみれば、今活動している4人編成のバンドがなんとか2つ、そのうち一人は都下日野市からの応援です。いつもライブに来てくれる常連のみなさん達5〜6人、あの人やあの人が居たなぁという2〜3人。しめて十数名なのですね。

 こうゆうの自虐ネタと言うのでしょうか?(^_^;
もう一つのバンドである「OUT OF TUNE」のNさんなんか、
『今夜のライブにはそのうち十何人がもう集まっちゃってます』と
オチをつけてお客さんの笑いを誘っているくらいです。
ホントの処は、もっと頑張ってライブ活動を通じて究明したいです。

 さて本題、長野県のブルーグラス事情。

 山梨とは違ってこちらはひと味もふた味も違います。
なんと1975年にビルモンローが長野県内3ヶ所で公演を行っています。
その後もピーターローワンやデルマッカリーなども県内公演を行っています。

 諏訪から長野エリアを中心に『Nagano Bluegrass Special』なる
ブルーグラス愛好家達の集まりがあり、
毎年の長野市内でのコンサートには100人超の人が集まるそうです。
その核を担っているのが、
昨年開催された「八ヶ岳カンティフェア」にお招きした、
「KENTUCKY HO-BO」のみなさんです。

 学生の頃、当時メンバーの実家が酒屋さんだから
「サントリー・ジェントルメン」というバンドがいたのを覚えていました。
「KENTUCKY HO-BO」はそのバンドにルーツがあるとのことです。

 学生ブルーグラスバンドに人気のあった「カントリー・ジェントルメン」を
もじった命名が強烈に印象に残っていました。
その当時からのメンバーで現在「KENTUCKY HO-BO」のバンマス、
レスター・B♭氏が管理するオフィシャルサイトが、
スタイリッシュな上に実に細かく奥が深い。

KENTUCKY HO-BO Web Site

 ちょっとやそっとじゃ読み切れないほどに制作されているのです。
その内容もブルーグラスの知るひとなら“なるほど”と思える記事ばかりで、
そのマメさに驚かされます。
日本のブルーグラス界の歴史を感じさせるサイトです。

 嬉しいことに山梨側のCD「八ヶ岳の笑い声 Vol.2」や
今回の音楽祭受賞の記事がトピックスされているのですよね。
本当にこうゆう応援、有りがたく思います。

 こういった掲載のお気遣いなど、
ブログ発信側としては是非見習わなければならないことと思いました。
と言うことでこの場より、更なるサイトのご発展を祈念させていただきます。

 そして機会があればまた是非ご一緒させて頂きたいと思います。
今後ともよろしく。