** 2013年04月 **

片田舎で行われたアイリッシュなライブ

我々が活動しているこの山梨県北杜市、特に八ヶ岳の裾の周辺では結構音楽活動が盛んなのです。ロック、ブルース、クラシックはもとよりエスニックなアフリカン、ボサノバ、フォルクローレなどジャンルに富んでいます。先日我々のブルーグラスのルーツとも言えるアイリッシュのライブをバンドのメンバーと聞きに行ってまいりました。

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ボックス席に座ってギネスを飲みながらの演奏が以前YouTubeで見たことのある、本場ダブリンのパブの様子とそっくりなので感動しました。本場ならカウンターとボックスの狭い場所で誰かがアイリッシュ・ダンスを踊り出すのでしょう。ご覧の通り、若い方ばかり。アイリッシュに興味を持つのなら、親戚筋にあたるブルーグラスなどうなのでしょうか。演奏の合間に話しをしてくれた出演者の一人が「ブルーグラス・フィドルには憧れているんです」と言ってくれたのが非常に印象的で嬉しかったですね。なんかアイリッシュも聴かなきゃ、という気にさせられました。非常に単純です。(笑)

ブログを開設しました

30303_townandcountry私達は『八ヶ岳マウンテンボーイズ』という山梨県北西部八ヶ岳南麓、北杜市を中心に主にブルーグラスの演奏をしているバンドです。今回バンドの活動や関わる情報などをインターネットを通じて知っていただくためや、周辺の音楽仲間の交流づくりに、ブログ『八ヶ岳と南風』を開設しました。

名称のコンセプトとしてはバンド名にも使っている自分たちが住み、演奏活動の拠点としてる八ヶ岳でみなさんがすぐに場所が思いつくように。
そして厳しく寒い印象を少しでも暖かく爽やかな高原のイメージに感じてもらうために、南風と名付けました。

メンバーの近況や八ヶ岳周辺の情報、ブルーグラスの事についてなども掲載して行きます。本日2013年4月13日(土)を公開日とさせていただきますが、既に今年分の告知行事的な書き込みは遡って掲載を行っています。また、折角なので平成25年(2013年)以前のバンドの起ちあげからこれまでの活動についても思い出しながらご紹介したいと思っています。みなさまよろしくお願いします。

※Photo: Flatt & Scruggs TOWN & COUNTRY(Lester Flatt, Earl Scrrugs & Foggy Mountain Boys/1965年)

4月になってフィドルの音が良くなりましたヨ

楽器はデリケートです。ほんの少しの事で音は変わります。Chiakiさんのフィドル、抱え感が気になると言うことでアゴ当てを調整することになったのですが、調整してくれた中村進さんが他の部分も含め一通り見てくれたようで、今夜の練習で戻っ来たフィドルの音を聞いてびっくりでした。まあ持ち主本人が一番感じていることでしょう。

音量が上がり、音色もはっきりとなっていました。さしたパーツ交換代も掛からなかったようで、駒位置、アゴ当ての高さ、アタリ具合や「魂柱(たまばしら/コンチュウ)と言われるF孔の脇にある棒の調整だったらしいです。Chiakiさんもう楽器のせいには出来なくなったようで、嬉しさとうらはらのプレッシャーで目がテンです。誠之助風に「これは、イイ仕事してますねぇ」ですかね。

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写真は本人のを真ん中に、中村進さんの手作り器(左)と代替え器(右)になんかフラットマンドリン、それに数が合わないけど弓と揃えての調整完了の記念撮影です。