今年の4月に掲載した、ネックを修理した東海のバンジョーですが、
プロフィールには「T-1000R」と紹介してあります。
これが実は「T-1200R」なのではという疑いは以前からありました。
既に生産は終了し、東海楽器はバンジョーすら作らなくなっていましたので遡って調べると言うことが出来ずにいた訳です。
まあ、この手の楽器に詳しい人が見れば型式など直ぐに判明する訳ですが。
Banjo加藤としては直ぐに解ってしまうのもなんだしな〜・・ってことで
誰かにご指摘頂ける機会をうかがっていた訳であります。
この楽器を譲ってもらう際に、当時大森氏自信で組み立てに関わっていたとはずで、
言い換えれば正式なモデルでは無く、
どうゆう状況でパーツを組んだかも定かではない・・・。
と言うよりも公に出来ない事情?があったのかもしれないし〜。(^_^;
どうしても知りたいと言うことでもなかったのでそのままでありました。
ところがライブを通じて知り合いになることが出来たNさんが、
「T-1000R」と掲載されているけれど、これは「T-1200R」なのじゃありませんかと・・。
な、なんとこんな場末で弾かれているようなバンジョーにコメントを頂いたのです。
「え、Nさんそう見てくれますか?実は自分も以前からそうじゃあないかと思っていたのでよ」
つまりかの大森氏のこと、東海楽器に関わっていたにもかかわらず、
そんなミドルクラスのモデルを手持ちにするはずがないじゃぁありませんか。
彼の性格からしても上級モデルをモノにするはず、
当時の付き合いからそう感じていた訳です。
というあまり根拠のない理由ではありますが、
2人の意見が一致したので、
多数決によりbanjo加藤のモデルは「T-1200R」になりました。