** アウトドア **
9月晴れた平日ジムニー・ドライバーさんと林道走りに出た。
まずは清里湖大門ダムを挟んだ源太ヶ城烽火台跡の麓道を回り込んで津金を抜ける。
高根町長沢から高須林道展望台まで
高須林道岩屋堂から一気に上野村まで
海岸寺の峠を越え浅川、東原から高須林道で小尾におりる。
釜瀬川沿いに上流に登れば信州峠。横尾山(1,818m)登山口がある。
川上村を横断しそのまま馬越峠越え。ここは天狗山(1,882m)、男山(1,851m)登山口だ。
馬越峠、天狗山登山口
天狗山から男山までは行ってみたい尾根
秩父方向の山並み
馬越峠にあった南相木の観光案内板
ルートは更に北上南相木へ、立原高原とは反対の栗生峠(くりう)を目指す。
南相木側からは“栗生坂”を下り上栗生へ、栗生川を隔てた下栗生から
“栗生峠”を越えて北相木となる。
地名が上だか下だか南だ北だ坂だ峠だと妙にややこしい。
この相木には御座山(おぐらやま/2,112m)がある。
地味だが頂上からの展望は抜群に良い山らしい。
栗生峠
そして北相木山口地区から東へぶどう峠にむかう。
ぶどう峠はすぐ北に連なるぶどう岳(1,622m)が名称の由来とのことだが、
漢字で書くと武道だからやはり武州への道という意味もあるかと思う。
県境に沿って登山道が整備され新三郎山(1,681m)まで行けるらしい。
ぶどう峠
ぶどう峠、上野村までの途中にある清流日向沢
ぶどう峠を抜けると国道299号線と合流し群馬県上野村となる、
あの日航機悲劇の墜落現場の村。
峠道の途中から「御巣鷹の尾根」にむかう分岐があり、
下ってきた峠道より少し多く戻る距離感で登山口に続いているという。
ぶどう峠から御巣鷹の尾根方向
神流川の周辺
上野村では道の駅で食事休憩をとる、地産のモツ煮込み定食を食した。
田舎の味がたまらない!
志賀坂峠手前「瀬林の漣岩恐竜の足跡」
神流川(かんながわ)沿いにこの国道299号は国道462号線との重用区間、その区間から分岐し299号を秩父方面へ。
志賀坂トンネルを抜け小鹿野町、そして両神を抜けたところが秩父鉄道の終着三峰駅。
東京都の水源となる荒川の上流で道の駅「大滝温泉」の先で二瀬ダムが堰止める秩父湖と
新しくできた滝沢ダムが堰止める奥秩父紅葉湖と二方向に道は分岐、
二瀬ダム方面はダムを渡り三峰神社に通じている。
滝沢ダムは雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)というループ橋との織りなす景観が迫力。
道の駅上野から広瀬湖駐車場
道の駅「大滝温泉」で焼酎を購入、炊事場ライブ利き焼酎会用
雁坂トンネルを抜けて山梨県、広瀬湖
牧丘から琴川ダムへ
季節を変えて訪れたい。
琴川ダムを学ぼう。
その昔厳しい往来だった雁坂道は雁坂トンネルで埼玉、山梨繁栄の道となった。
広瀬湖を横目に山梨県牧丘町に下る。
少し時間がありそうなので琴川ダム、焼山峠、乙女高原、クリスタルラインを
寄り道し木賊峠から増富へ下り須玉町、大泉町への帰路となった。
焼山峠
小楢山登山案内図
※焼山峠では小楢山(1,712m)の登山口をチェック。
牧丘から途中迷い込んだ小楢山母恋し路の案内板。
広瀬湖からクリスタルライン、甲府市森林浴広場まで
森林浴広場から多麻トンネル
コースが壮大すぎて要点がまとまらないルートレポートになってしまった。
帰路を締める写真も撮り忘れてしまった。💦
2024/09/09 22:30
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相模湖駅朝9時集合
石老山ハイキングコース下車駅
埼玉、神奈川県在住の仲間3人で「北千住夜の探検隊」を結成、呑みの席で山歩きを計画。お互いエリアの中間地点と言うことで今回の石老山コースに決定。
大学後輩N村氏
プランのテーマは「山歩き・温泉・ビール」とまあ、至れり尽くせりの欲張りプランとなった。
しかし相模湖駅からなんとバスの多いこと。
しかも登り口にバス停、下山最寄りバス停の目の前に温泉「うるり」と。
奇跡的にテーマが包括されたコースとなっている。
あそこの石老山(694.3m)
天候は薄日射すくもりで微風と30℃超の陽ざしを覚悟したにも関わらず、穏やかなコンディションの中過ごすことが出来た。
「石老山入口」バス停付近
「石老山入口」というバス停名もユニーク、とても判りやすい。
やはり人気で乗客のほぼほぼが降車し登山口を目指していた。
パンフレットとシンクロした案内看板
石老山入口広場(トイレ、駐車スペース)
案内板、トイレ、駐車場と整った登山口から集落を抜け
相模湖病院の駐車場脇から山道がはじまる。
他のユーザー書き込みにも有るがここが判りづらい、ここにこそ「登山口」の案内板が欲しい。
杉の森の中、点在する大きな礫岩にはその特徴を説明する銘板が立てられているのだが、森のアクに汚れ読めなくなっていた、残念。
「滝不動」・・だと思う
顕鏡寺山門には「石老山」
中腹の「顕鏡寺」は初回の休憩として立ち寄る。(休憩)
車道はここの駐車場まで
少し開けたところから高尾山
ここから少し先で直行と「桜山展望地」の分岐が有るが、10分程度の回り道だが桜山経由を奨める、高尾山や橋本方面の景色を楽しめる。
右が桜山ルート
桜山展望台
石に描かれたお地蔵さん
南東方向に開けているようだ
右端は城山
元のルートに合流
今回で登山が2回目というN村氏
合流場所から程なく尾根道になり勾配も緩くなる、
もう一つの「融合平展望台」はこのシーズン樹木が茂り眺望はいまいちだった。
融合平展望台
相模湖側(北方向)が開けている。・・がこの程度の眺望で展望台か
頂上には694.3mと702.8mの二つの標高柱型てられていてお互いの位置関係から高低差が疑問となる。
・・・が100mほど進んだ道ばたに居た石に書かれたお地蔵さんが教えてくれた。
山頂標高と三角点標高が存在していたのだ。(休憩)
694.3m頂上
東海自然歩道の説明版
頂上の展望もやっぱ狭いよね
何故か何本もある頂上銘板
メインの銘板前で記念写真
702.8mの頂上柱
三角点は694.3m
あとこの日30℃超の猛暑が予報されていたが、700mの山頂は思ったより涼しかった。
小上がりのような川床のようなベンチで昼食を済ませ下山開始、大明神を目指す。
左へ分岐は篠原、東海自然歩道ルート
この案内板があったピークが東雲山だったらしい
大明神へ丸太階段を登る
大明神には祠があった
尾根の緩やかな起伏を35分ほどで大明神の祠着、その先12分ほどで展望台着。
そこには軽量鉄骨組、手摺の有る展望台があった。
よくここに作ったものだ
相模湖駅周辺を望遠
相模湖を眺めるN村氏
相模湖を望む先に奥多摩山系が見渡せた。(休憩)
この先下山コースは「東海道自然歩道」と「チャレンジコース」に別れていた。
左チャレンジコースは2021年に新設されたらしい
「チャレンジコース」は地理院の地図に無い尾根コースで、
景色が良さそうなのでこちらを進む。
尾根ルートであるチャレンジコースを進む
コース終盤、402mの標高点・・だと思う
尾根道のおしまいの肩地は開けていて相模湖を間近に見ることが出来た。
ここが一番景色が良かったとか。
ここは相模湖が見渡せた
N村氏若干疲れた表情
一般道との合流地点には「大明神展望台登山口」の標柱があった。
登山ルートはここで無事ゴール
大明神展望台登山口(県道512号)
ここにて本日の目標の30%終了、次の目標である温泉に向け車道を進む。
頭の中は温泉とビールだ
30分ほどで「さがみこプレジャーフォレスト・うるりの湯」に到着。
今日はここから始まるのだ
温泉と生ビールに癒されたのは言うまでもない。
おつかれさまビール
そして調子よく1本帰路の電車を遅らせ相模湖駅前の「かどや」にて
二次会が催された。
ちょうどよく駅前にある食堂「かどや」
列車待ち二次会はハイボールで
次回は眺望も期待できる冬にまた温泉もからめて来てみたいところだ。
ルートマップ(地理院1/25000)
【YAMAP活動データ】
タイム:04:52
距離:7.9km
のぼり:655m
くだり:610m
(コース定数:16ふつう/平均ペース110-130%ややはやい)
歩数:14,974歩
消費カロリー:1,235kcal
2024/07/06 23:00
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このプラン年明け1月予定だったのが、何回かオナガレを経てようやく実行。
なぜに中止にならなかったかと言うと下山の後の温泉と名物“どて焼き”とういオプション会を実現したかったからに他ならない。
今回のメンバー。 石和温泉駅8:30集合
【兜山尾根から岩堂峠尾根歩き編】
登山口から温泉へ下山するので当然スタートとゴールは別地点、JR最寄りは春日居町駅となるのだが駅前タクシー待機が無いと言うことで隣の石和温泉駅集合でタクシーにより登山口へアプローチ、国道140号線鎮目北交差点を左に曲がり、西関東道路をくぐって春日居ゴルフクラブへ向かう。ゴルフ場ゲート手前で右に登山口林道で駐車場までおよそ20分程、料金は3000円程度なので3~4人パーティーなら手頃だろう。
自家用車8~10台ほど駐車場でトイレあり。
駐車場の案内板
駐車場起点で西回り「山腹コース」と東廻り「岩登りコース」があり、今回は山腹コース。出発(09:10)から350m程で登り口、いきなりの急勾配となるので歩幅を小さく呼吸を整えながら登り始める。小一時間で尾根に乗る、まず右に向かい標高点のある兜山山頂(913m/10:12)。
スタート(9:10)
背の高い雑木に囲まれた見透しの効かない山頂だった。
兜山頂上標柱と三角点
今回ガイド役のG藤氏
もう少し先には春日居町駅方向の甲府盆地を見渡せる展望場(10:18)がある。晴れていれば富士山が真正面だろうか。
もう一人のメンバーI井氏
展望台から甲府盆地を望む
引き返し頂上から尾根コースを辿る、30分弱で標高点も三角点もない今回コース最高地点(990m/10:41)だ。ここも雑木林に囲まれ、若干北方向に棚山と東にかろうじて枝のすき間から「ほったらかし温泉」が見えた。
今回ルートの最高地点(990m)のさらに岩の上
北方面に棚山
ここから更に尾根づたいに北方向に下る。
この先が尾根づたいに棚山方向
尾根の兜山方向
尾根をはずれ左へコースをとる
棚山、太々良峠と岩堂峠の分岐(11:02)をルートは左へせっかくここまで登ったのに!と思いながらの高低差200mの急降下はやがて作業小屋のような建物が見えてきた。
植林の作業中のようで空が広がっている。兜山からここまでは往来が少ないようで静かな中山歩きが楽しめた。右岩堂峠へのルートを進む。こっち方向は太々良峠への沢ルートでもありあたりは杉の森で強風で折れた枝葉が散乱しルートを阻む。クシャミも多く出るようになる、要注意だ。
表示は落ちていても方向を指していた。早く治せばいいのに
400m程緩い登りを進むと岩堂峠の分岐、ここを左へ少し勾配がきつくなる、500m程で岩堂峠(11:51)。名称から悠久の歴史を馳せるような場所かなと思いきや地味な分岐辻であった。「岩堂峠838.5m」と書かれた銘板が張られていたが、YAMAPでも地理院の地図でも標高は908~910mだ。
あと道標が2本あり、それぞれ同方向なのに「至春日居」と「兜山」とかの表記の違いがあり判りづらい。
なのでこの分岐では自分の用意したした地図とよく照らし合わし進む方向の確認をすすめる。
岩堂峠に到着
岩堂峠835.5mと書かれている
行き先の表記がばらばらでわかりにくい
峠からは深草観音を目指す、すぐ先のハズ。沢を下る向こうの崖には見事な断層が見て取れ圧巻の景色だ。横穴にはルート側から投げた穴に収まれば願いが叶う的なノリで小石貯まっている、ほほえましい。
苔むした石垣は何のためだろう
また沢に沿って、何のためだろうかと疑問を投げかけられる苔むした明らかに人の手で積まれた石垣が。じきに対岸の崖のそこここに石仏が見えてくる。こんな崖の中間や岩の上に重い石仏を安置するものだと人々の信仰の力強さに感心。
そこかしこに石仏が
昼食休憩の場所で南無阿弥陀仏
17mの大梯子の上に本尊がある
そして深草観音を真正面にした時、その驚きと感心は極みとなる(12:10/休43分)。訪れた人それぞれが思う事としここでは語らず。
ごくろうはんダス、もーかりまっかー
深草観音をあとににすればルートは里へと下るのみ1kmほどでルートは舗装となった。(少し先にトイレ有り)
今回は積翠寺の集落を抜けず、躑躅ヶ崎園地を目指す遊歩道を歩いてみた。
木の間から見える白い橋が遊歩道入口
歩き始めは勾配も急
舗装道から白い橋を渡るのがルート(13:35)。後は一本道なのだが、
遊歩道とは名ばかりで休憩ベンチもなく展望処などもないほぼ獣道なのだった。
時々見える眺め
歩き始めは急勾配もあり、ここまでで歩き疲れていたなら迷わず里の道に向かうべし。雑な遊歩道に半切れ状態でサッサと歩き続け1時間弱で園地着(14:33)。
温泉はもう少し
あのあたりがゴールのつつじヶ崎温泉
次の目的地つつじヶ崎温泉はこの園地の真下なのだが崖は下れず、龍華池を回り込んで向かった。
最後の休憩地、躑躅ヶ崎園地
龍華池を回り込む
花見日和の週末
満開の桜咲く護国神社の境内をショートカットしつつじヶ崎温泉でゴールとする。(15:01)
護国神社を通過
愛宕スカイラインの桜
【温泉・どて焼き編】
待望の温泉にたどり着いた訳だったが折しも桜満開の週末、次に予定していたお楽しみ、どて焼きの店の混雑が心配で早々バスの時間を繰り上げたため30分程度しか入浴時間がとれなかった。
早々に入浴をすませるも表情はほぐたか
もっとゆっくりしたい気持ちに後ろ髪を引かれながらも桜並木の中バスは甲府駅へと向かった。
バス通りの桜並木も見頃
12キロに渡る山歩き後の温泉入浴で全身ほぐれてからのビールはやはり格別で、あっという間の大瓶3本なのでした。
さあ飲むぞ、やれ飲むぞ、超飲む!
尾根歩いたらこれだよねー
人気のメニュー
そして店の看板メニューどて焼き煮玉子セット、ぶどう割りの合わせ味に本日の山歩きを振り返る話しも満開となる。
YAMAPバッジ、6時間38分/12.5km/高低差1028m
2024/04/06 22:40
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やまなし城・居館めぐりのススメ
山梨県埋蔵文化センターが
「やまなし城・居跡めぐりのススメ」
(北杜・韮崎・甲斐・甲府編)というガイドマップを発行している。
その中から甲斐武田氏発展の地〈韮崎市〉
というコースを歩いてみた。
甲斐武田氏発展の地コース
山梨の誇る大親分武田信玄公から遡ること九代、
時代は戦国の世と言われた安土桃山から平安末期へ。
甲斐の守に任じられた源義光から次代義清はさらに各地で勢力を張る。
そして四代目信義(のぶよし)は武田氏を名のり
この韮崎の地に展開し盤石の勢力となった。
その後室町時代の後期、武田信玄に受け継がれる事となるのです。
その初代武田氏を名のった信義の菩提寺とされる願成寺がスタートだ。
広い駐車場があるのでココに車を止めさせてもらう。
西へ1kmほど『武田信義館跡』が田んぼの中に、
今では立て替えた家や古くからの農家に囲まれた史跡の標柱と説明板だけだ。
ここに殿様のお屋敷が有った訳だ
こんな小路をすすむ
集落を抜け南には南アルプスの北麓が広がる。
丘陵に立つ送電鉄柱の脇にひときわ枝振りの目立つ木が「わに塚の桜」
時期にはこれだけをみるために多くの人々が集まる。
田んぼの中に専用の駐車場まである韮崎の名所だ。
日本武尊の皇子武田王の墓とも伝わっている
山と田んぼだらけの神山地区
さらに山に向かって進み『武田八幡宮』を目指す。
『武田八幡宮』はここで武田信義が元服をしたので武田氏氏神として尊崇された。
後世信玄はここに本殿を奉納している。
またすぐ脇には源為朝(源頼朝の叔父)を祀った為朝神社があある。
信義が建立した神社であり、古来より疱瘡除けの神として
四方民の信仰が厚く遠近問わず賽する人達が絶えなかったという。
ここからわかりにくかったが白山城跡へ向かう。
獣除けの通電柵があるが扉は開くので先に進めた。
信義が戦いに備えた要害と伝わる城跡で、
本丸、二の丸棚や土塁や堅堀がよく残されていて、
当時が築城の跡がよくうかがい知れる。
ちょっとコース荒れ気味
本丸跡の平地
反対側斜面を下ったところには白山神社がある。
ここも防獣電気柵があるが扉を開いて正面を下る。
あとは道なりに下り、駐車場へ向かう。
鬱葱とした山裾にある白山神社
【オプションコース】
少し離れたは甘利八幡神社
武田信義の孫行忠が甘利性を名乗りこの辺りを支配していた。
以来武田勝頼の代まで譜代家老として仕えたが、
滅亡時に離反したとかしないとか
鎌倉八幡宮を勧請した甘利氏の氏神
甘利八幡宮
大輪寺(甘利氏館跡)
室町後期の戦国時代の中、甘利氏を引き継ぐ甘利昌忠が
館跡に創建し甘利氏の菩提寺とした。
また領民にも広く開放し郷民に慕われ現在にまで甘利の名が残ることになる。
大輪寺
【おすすめ】
この辺りに来たら立ち寄りたいのが
「旭湯」と「そば処上小路」
韮崎旭温泉
そば処上小路:えび天おろしそば
2023/02/26 13:44
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