目標曲は「Earl’s Breakdown」ではありますが、
少し寄り道して今回のテーマ曲は「Nashville Blues」
キーはDm、ここでバンジョーは2弦、3弦をそれぞれ1音下げ、
5弦は1音上げてaDFADのDmチューニングにする訳です。
この時、このマイナーチューニングでのベーシックロールが
一部の初心者にはすぐにはなじめないことが判明。
オープンGチューニングでのロール音とは異質に感じるらしい。
なるほどマイナー調にチューニングされたバンジョーで
基本ロールやってみると初心者にとっては違和感があるかもしれない。
またDmチューニングで弾く曲は「Nashville Blues」以外
他に曲があるのだろうという話にもなった。
もし知っている方がいたら参考にしたいので、
コメント投稿していただければ嬉しいです。
もしこの曲しかないならば、
1曲しかないチューニングを体験することこそ価値があり、
まさに一期一会の境地なのですネ。(^_^)
とっかかりDmの音階を5線譜で確認。
8小節目までのロールを解析、あとは似たような物なので。
バンジョー以外のソロ、オリジナルでのアールは
ミュートでバッキングカットですが、
展開するコード、Dm、F、A、Dのローコードのダイヤグラムを示しました。
ここもレギュラーチューニングと異なるところでしょう。
単純なメロディーを繰り返すインパクト。
DmからDへ転調するスリル感。
哀愁ただようチョーキング
やはりDmチューニングといえば「Nashville Blues」なのでしょう。
名盤N.G.D.Bの「永遠の絆」ではアールのバンジョーから始まって、
バッサーとジミーのフィドルとハープのデュオ、ランディーのギター、
アールのバンジョーがミドルパートに戻るとそこにジョンのバンジョーが絡んでくる。
7カポのレギュラーチューニングでのピッキングだ。ここがカッコイイ。
そしてジョッシュのドブロ、レスのマンドリン、
アールとジョンのバンジョーに戻ってエンディング。
この演奏構成はこのアルバムのゲスト演奏者を
総出演させるための選曲とも思えます。
・・がそのままアンサンブルのソロパート練習に使えるかな〜、
と思ったのがこの曲を選んだもうひとつの理由なのです。
先ずこのBANJO TIMEで取り上げて、マンドリン、ギター、フィドルと
それぞれのパートに展開しセッションに繋げられればと思いました。
さて休憩のティータイムでのこと。
A宮氏が第二次世界大戦中のドイツ軍兵のフィギュアプラモデルを
おもむろに持ち出しました。
どうやら前回の休憩中のプラモデル話が盛り上がったのが
あとを引いていたようで、どうも当時の出来映えを見て欲しかったようだ。
ただこのフィギュアのスケールが1/32だの1/48だのから、
プラモデルが1/32だ1/48だ1/72なのかはインチモードだから
などとN澤氏の発言から『チコちゃんに叱られる!』的な空気となり、
たまたま我が家の壁に掛けてあった
トンプソン・マシンガンに飛び火し、
銃弾の45口径は0.45インチなのだからがさらに、
アメリカ軍は陸軍の機関銃と戦闘機の翼内機関銃を
50口径の同じ型にして銃弾を共通させていたのに対し、
日本は陸軍機にはドイツ系ライセンスの機関砲を、
海軍機にはスイス系ライセンスの機関砲が装備され、
装弾効率の悪いことをしていたなどという
ディープな話題となったのでした。
この『BANJO TIME』のメンバー、
一筋縄ではいかない連中のようだ。(^_^;