川の岸辺でBluegrassがしたいね

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今回は場所を代えてみて「甲斐市勤労青少年ホーム」と言うところで行いました。
目の前が釜無川、さらにこの場所は時を遡ること戦国時代。
武田信玄が大規模な治水を行ったと言われている「信玄堤」という旧跡がある場所なのです。

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古来より川辺に暮らす人々は川の持つ自然の力をうまく利用し、木、竹、石材などの身近な物を使い自分たちでも治水を行ったと言います。
ここにはそのなごりの「聖牛(ひじりうし)」という川の流れの勢いを弱める構造物が展示されていました。
河川敷公園中、模擬設置された「聖牛」の廻りで遊ぶ人たちが微笑ましいです。
もう少し暖かければ、こんな野外でビールでも飲みながら演奏するのもイイですな。

さてワークショップ第4回、今回は7名の参加。
してその様子は、マイナー楽器、5string Banjoを手にした初心者の行く末をつづるブロガーDisir氏のレポートにて。

今回は
 ・キャベツをゆでろ
 ・We’ll Meet ageain Sweethart
・・に加え、

 ・You Are My Sunshine
・・を追加しました。

あとデモ演奏で
 ・Blueridge Cabin Home
 ・Little Cabin On The Hill

少しづつではありますが、弾けるようになり始め、
合わせることの楽しさも味わえるようになっているようです。
楽しみです。

“NBSな夜”

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もう一週間もたとうとしている。
流石に2週間で2日に渡る演奏や遠征を続けて行うと後始末が大変だった。
元の生活リズムに戻れないかと思った。(笑)

この2週末に渡る恵まれた天気は一体誰のお陰かと思うと、
・・そう、私“Banjoカトー”以外考えられないのである。
もう雨男などとは言わせない、この秋に実証されたのだから・・。
夜になり少しの間雨が降ったらしいが、
自分は地階にあった会場「Che Lu」の中に居たので
ことさら信憑性が深まっている。
まあ今年も残すところ2ヶ月、来年の事は判らない。

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さて、NBS本編はというと。
なんとジャムセッションから始まるスタート。
なんか新鮮。

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MCさんから各バンドのメンバーが呼ばれ、
予め曲目は伝えられてはいましたが、
開演と共にステージ上でセッションバンドを組んでの演奏が数曲。
お客さんも楽しかったろうし、僕らも緊張がほぐれ、
中々画期的で効果のある始まりだ。
参加バンドの構成もユニークですが、
その絡ませかたにもレスターB♭さんのセンスのよさが伺えます。

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地元若手の元気な「BLUE GRACE」から始まり、
「BLUEGRASS SETTLERS」女性リードボーカルを筆頭に新潟から、
このリードボーカルがめっちゃイイ、ドリーパートンが出るわ、
エミールハリスがでるわ新潟恐るべし。

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で、3番目が我々八ヶ岳Mt.Boys が山梨から。
何処に行っても、ブルーグラスなかぎり、
寛が一番若いのです。(^_^)

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4番目「OUT OF BOUNDS」はなんと練習場所が
や、焼鳥屋さん、・・らしい。
「酒、酒、音楽、酒、酒、音楽」は今やNBSの伝統となりつつありますか?

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「MOUNTAIN SHAKES」は東京から。
なのに八ヶ岳近辺の話題で盛り上がりました。
それに、なんとマンドリンは先月ワークショップにも来ていただいた、
桃太郎さんじゃあないですか。

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トリをとるのは
「KENTUCKY HO-BO」、地元長野で
「酒、酒、音楽、酒、酒、音楽」の伝統を伝えるNBSのホストバンドです。
何をどーしたって最後にあの曲をキメられちゃぁね。
コーセイさんがシミジミと言っていました。

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ジャムで始まりジャムでフィナーレ。
また「KENTUCKY HO-BO」さんのお心遣いにより、
打ち上げの席までもお招きいただき、
レスターB♭さんはじめとする
KENTUCKY HO-BOみなさん、
本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
参加バンドのみなさんお疲れ様&ありがとうございました。

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今回も臨場感はお伝え出来てないと思いますが・・、(^_^;
とにかく是非聞きに来てくださいとしか言えない
“NBSな夜”だったのでした。

ブルーグラス三昧だったハーベストライブ

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17日朝、会場前はどんよりと灰色の雲がたちこめていました。
・・が、終わってみればなんと晴れ上がった二日間だったと言っても良いでしょう。
土曜日、REDBULLさんのステージ直前にパラパラときたものの、
モノの見事に雨雲は何処かに。

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写真は土曜日のもので空に雲はありますが、
風は穏やかで朝から芝生で過ごす人たちは前回よりも多かったよう。
東京仙台を股に掛けライブ活動をしているという「REDBULL」、
若さ溢れる演奏は、スタンダードな曲も交えた親しみある選曲が、
会場の手拍子を誘っていました。

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本場アメリカツアー直後でノリに乗った演奏を聴かせてくれたのが、
「ネッシーエクスペディション」なんと帰国後最初のステージです。
ツアーの疲れなど何処吹く風とばかりのエネルギッシュな演奏は、
会場じゅうを魅了していました。

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控え室で談話する佐々木氏と吉田氏

僕たち八ヶ岳Mt.Boysも午前中一番手のステージでしたが、
早くから詰めかけてくれた多くのみなさんの前で、
去年より30分近く多い持ち時間を目一杯楽しく演奏することが出来ました。

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翌18日は午後から佐々木仁さんによる
「ブルーグラス・トークライブ」が行われました。
キープ協会の創設者であるポール・ラッシュ博士が
故郷を懐かしんで開催したこのカンティーフェアが
今でもこんなに賑やかに開催され続けている事は凄い事ですね。
「ブルーグラス・ワークショップやまなし」も見習わなくては。
・・・って比べる対象が間違ってますね。(^_^;

そのポール・ラッシュ博士の故郷がケンタッキー州。
そう、ブルーグラス・ミュージックの発祥地なんです。

そんな縁で開催した「ブルーグラス・トークライブ」、
この初回は記念に残る開催だと思います。
ジンさんもビルモンローに依るところの
ブルーグラスの創生期からトニーライスが活躍した1980年代までを語り、
微妙に次回がある感じで終わらせるところ流石ですね。

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数十年ぶりに再開した仁さんのマーチンと故康弘さんのバンジョー、寄り添うようにIwashita マンドリン

今回の3バンドによるハーベスト・ライブ&仁さんトークライブの構成は
カンティーフェアのアトラクションとして実にマッチしていると思いました。
あはは、手前味噌ですね。・・いや、コーセイさんグッジョブです。
佐々木仁さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

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ネッシーエクスペディションさん、
REDBULLさん。
二日にわたる演奏お疲れ様でした、ありがとうございました。

八ヶ岳カンティー・フェアのスタッフさんPAさんお世話になりました。
レセプション・パーティーへは沢山聞きに来てくれて、どうもありがとう。

そして、会場へ来てくれたお客さんありがとうございました。

お手伝い、協力してくれた、BWiYのみんなどうもありがとう。
大変助かりました。

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