** Banjo小話し **

Nz式バンジョー弱音器を摸造したぞ

mark_banjobanashi以前に紹介しました。Disir氏からいただいた自作のバンジョー弱音器。これがなんと秀逸なこと、バッチリと音量が減り響きもソフトになる。これなら、誰も居ない時に台所の片隅でしか練習場所のないキッチン・ピッカーも練習に集中出来るというもの。ということで今回は試しに摸造に挑んでみました。(^_^)/

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材料はホームセンターに売られているラバープレートの5ミリと3ミリ厚。
費用にして、接着剤を含めても数百円と言う安さだ。

(1)まずは採寸、設計者本人はメモすらなく作るという。
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(2)CADで図面化。何事も形から入らなきゃ気が済まない性格なのです。
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(3)プリンターで図面を出力。
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(4)パーツごとに切り分け、図面を貼り付ける。スプレー糊があると便利。
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(5)カッターで丁寧に断裁、切れ目を入れる。
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(6)パーツはこの3つ。細いパーツが3ミリ厚。
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(7)接着作業。3ついっぺんに張り付け、圧をかけたら乾く前に真ん中のパーツがむにゅっと出っ張ってしまった。
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(8)もう一度やり直し、ここは時間かけても丁寧に2回に分けて貼り合わせる。
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(8)接着剤はこの制作のために開発されたと言っても過言ではない「セメダイン スーパーX(黒)」、塗布して10分ぐらい放置して張るのがコツなのです。
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(9)完成、オリジナルにも見劣らない出来である。(^_^)
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(10)装着はこんな感じ。
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設計者関連記事

これもおすすめ。

mark_banjobanashi日本人による日本人のための日本語の
ブルーグラス・バンジョーの教科書がこれです。(^_^)
フラットマンドリン、ギター編もあります。

「西やんのブルーグラス村」を主催している、
西村丈彦さんが作っている手作りテキスト。
定規で5線譜弾いて手書きでタブが書かれている。
ツボを得た解説も丁寧で手書きのイラスト入り。
なんたって西村氏は絵画教室も開催しているのです。

そんなバンジョーテキストを全巻、Disirさん・・コンプリート。
正にサブタイトル通りのストーリー、
『5string Banjoを手にした初心者の行く末は・・・』
どうやらここは「弾く」方も展開を迎えそうな模様。

めくっているだけでも楽しめるかな。
これなら出来そう・・って思いながら。
おっと失礼、期待していますよ。(^_^)

付いてくるCDの伴奏が、なんかそばに居てくれる感があって
飽きずに親しめるテキストです。

西村さん先日のリリーPPでばったりお会いし、挨拶交わすことも出来ました。
ベース成ちゃんは僕より前からの知り合いです。
あれっ、彼の先生だったのかな?
なんか、物理の授業にバンジョー持ち込んだって武勇伝聞いたっけな〜。

こうゆうモノがあるんです。

mark_banjobanashiこれは優れものですよ、個人練習には欠かせない。
若い頃、バイオリン用のミューターを使っていたことがあります。バイオリンは4弦なので又が3つです、なので又が4つ必要な5弦バンジョーで、1弦をミュートに加えるか、5弦にするかで悩みました。アホですね〜。(^_^;

ミューターは響きが良い高価なバンジョーに効果があるんです。
・・・な〜んてね。

では、安いバンジョーはどうすればヨイカトイウト。
リゾネータはずして、バスタオル詰め込むんですよ。
こいつは高い安いにかかわらず、絶妙に効き目が有ります。(^_^)
家族が寝静まった夜中でもガンガンに弾いていました。

カントリー・ガゼットというブルーグラスバンドがいましたね。
1973年に発表した2枚目のアルバム「Don’t Give Up Your Day Job」の中に、
「Honky Cat」という曲があります。
冒頭からアラン・マンデのリズミックなバンジョーが鳴りっぱなし、
間奏でドブロと一緒に入ってくるスライドバンジョーが
このミューターを使ってのプレイだと、
かつて大森康弘さんに聞いたことを思い出しました。

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そのカントリー・ガゼットの1972年ファースト、
1973年セカンドと立て続けに発表したアルバムを、
同時に楽しめるCD。
ファーストはケニー・ワーツやハーブ・ペダーセンのコーラス。
セカンドでは「Hucklberry Hornpipe」でクラレンス・ホワイトのギターと
アランのクロマチックなバンジョーがご機嫌にからみあいます。

バンジョーの基本は分解だ?

mark_banjobanashi内外、ブルーグラスについてのサイトは多々あるけれど、
バンジョーについてのサイトって意外と少ない。
バンジョー・ピッカーなら、
バンジョーの初心者ならば、
もっと奏法やメンテナンス関連の情報が欲しいのじゃないかと思うのです。

んなら、自分で書け!・・と思われるのでしょうが
書くほどの情報がある訳じゃない。
そんなあなたに耳寄りなブログが開設されています。

こちら。
まずこの投稿をご覧下さい、インパクトあるでしょ。
中古とはいえ、買ってきたバンジョーを10日たらずで分解してます。
普通バンジョー買ってきたら、まず弾くでしょ。
1曲ぐらいは、・・ね。
そう、バンジョーの基本は買ったら分解、・・違うって。(^_^;
※まあ、エントリークラスと断りはしてますけどね。

このDisir氏、ライブを見に来てくれたことで知り合ったのですが、
バンジョーで弾くレパートリーより知識の方が豊富という方なのでした。
今後の投稿が楽しみです。

懐かしのKASUGA RB-400である。

mark_banjobanashiDisir氏のこの記事、フェイスブックからコメントしたら、
この投稿を見てくれた張本人から電話があった、あはは。(^_^;

本人曰く、スクエアヘッドのこのモデルは、
1970年代のモデル、自分が弾いていたので間違ないそうです。

この形のペグヘッドに2-3弦のペグと1-4弦のペグの間に、
チェンジャーを取り付け、不倫と昼・・あら?
フリントヒル・スペシャルを弾くのが憧れだったねぇ。(^_^)