これは優れものですよ、個人練習には欠かせない。
若い頃、バイオリン用のミューターを使っていたことがあります。バイオリンは4弦なので又が3つです、なので又が4つ必要な5弦バンジョーで、1弦をミュートに加えるか、5弦にするかで悩みました。アホですね〜。(^_^;
ミューターは響きが良い高価なバンジョーに効果があるんです。
・・・な〜んてね。
では、安いバンジョーはどうすればヨイカトイウト。
リゾネータはずして、バスタオル詰め込むんですよ。
こいつは高い安いにかかわらず、絶妙に効き目が有ります。(^_^)
家族が寝静まった夜中でもガンガンに弾いていました。
カントリー・ガゼットというブルーグラスバンドがいましたね。
1973年に発表した2枚目のアルバム「Don’t Give Up Your Day Job」の中に、
「Honky Cat」という曲があります。
冒頭からアラン・マンデのリズミックなバンジョーが鳴りっぱなし、
間奏でドブロと一緒に入ってくるスライドバンジョーが
このミューターを使ってのプレイだと、
かつて大森康弘さんに聞いたことを思い出しました。
そのカントリー・ガゼットの1972年ファースト、
1973年セカンドと立て続けに発表したアルバムを、
同時に楽しめるCD。
ファーストはケニー・ワーツやハーブ・ペダーセンのコーラス。
セカンドでは「Hucklberry Hornpipe」でクラレンス・ホワイトのギターと
アランのクロマチックなバンジョーがご機嫌にからみあいます。