牛に引かれてブルーグラスLIVE!

160604_pdoorライブハウス「パームスプリング」の最寄りの駅はJR小海線「甲斐小泉駅」。ここより下り列車に乗り込み終点小諸まで行くと、それはそれは浅間山の景色がきれいな布引き観音堂がある。
 その昔このお堂の真下を流れる千曲川で無信心で強欲な婆様が、白い布を洗っていたところ、どこからともなく現れた牛が、洗っていた布を角に引っかけ逃げていった。その婆様が牛を追いかけ辿り着いたのが善光寺。そして婆様は信心深くなった。これが『牛に引かれて善光寺参り』のいわれなのです。

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・・が、その牛が赤かったかどうかはわかりませんが、
この夜はRED BULLがパームスプリングを盛り上げてくれました。
昨年秋、清里のカンティーフェアでの演奏が切っ掛けで実現した、
Palmspring『ブルーグラス・ジャンボリー』なのです。

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迎えるホストバンドはお馴染み八ヶ岳Mt.Boys。
今回はBanjoにBWYのスモーキー小口迎えたスペシャル構成。

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演奏に楽しさがにじみ出ているようです。

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演出には抜かりのないコーセイさん、
しっかりジャムセッションを仕切っています。

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みなさん、お疲れ様でした。
かんぱ〜い。
・・・なんかここから次が始まりそうですな。(^_^;

例によってこちらもお楽しみください。

コメント

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  • 布引き観からRED BULLにもってゆく話の巧ささすがですね。両バンドの熱演もっとすばらしかった

    2016/06/14 01:48 | jiji

  • RED BULLのリーダー、テクノ松本君がこの日のMCで話していた、彼と僕とが同郷だったというお話…ちょっと私事になりますが紹介させていただきます。

    松本君の実家は「カメラのキクヤ」といって盛岡では有数のカメラ店なのですが、その2階に工房を構えているのがヴァイオリン制作家の松本伸さん(松本君の叔父)です。僕の兄とは小学校時代からの友人で、氏の制作する楽器のサウンドホール内に貼られているラベルには兄の版画が使われているというような間柄です。松本伸さんは僕にとっても昔から身近な存在だったわけです。

    カメラのキクヤは、現在テクノ松本君の父親が社長を務めているのですが、僕自身は先代の松本源蔵さん(松本君の祖父)に大変お世話になってきました。高校時代に写真部へ入部し、キクヤで買った初めてのカメラ「アサヒペンタックスSP」が映像の道に進む第一歩となりましたし、プロカメラマンになってからも、高校生相手の写真教室に講師として招いてくれたり、地元で写真展をやるときは必ずといっていいほど駆けつけてくれ、会場に用意したノートに感想文を書いてくれたものです。その厳しくも暖かいメッセージに、僕は毎回身が引き締まる思いがしたものでした。

    昨年のカンティフェアのゲストとしてRED BULLを招くまで、松本君がいわゆる“身内”だとはまったく知りませんでしたが、カンティフェアの帰り際「さっき実家から祖父が亡くなったという知らせがありました」という松本君からの挨拶に衝撃を受けました。ご縁の不思議さを感じた瞬間でした。

    2016/06/13 12:54 | あーせい

  • 凄い。若いひとたちの躍動感、スピード、抑揚。ハーモニー。込み上げてくるライバル魂!貰いましたそのエキス。それにしてもインスト素晴らしいーーー。ガリ勉くんが奏でるマンドリン、筋肉あればもつといいバンジョー、発音もプレイもいいですねギター、かっこよくキメテイルイケメンベーシスト、怪しい世界へようこそフィドル。バランスのとれた演奏。何千人の聴衆を魅了しました。世代は違っても共通言語をもてるって素晴らしいことですね。

    2016/06/13 02:16 | chero

  • あれれぇ~

    スモーキーさんコーラスデビューですね!!!

    八ヶ岳Mt.Boysになりきっていて、とてもイイ感じです

    2016/06/11 18:12 | blueridge

  • 牛と婆様の話し面白い…次は何が出てくるんだろ!?

    この日のセッションは『RED BULL』の大日方君が仕切ってくれたのです。
    彼が気を使って、1st.吉田、2nd.大日方、3rd.岩下と振ってくれたのに、
    吉田「エッ、オレも歌うの?」だって。Vo.の自覚ゼロでした…恥ずかしい。

    本日、店番をしていたらM佐野氏とBj小口氏が立て続けにご来店。
    当然のようにサロン状態となってブルーグラス談義に花が咲きました。
    新しいバンドが生まれそうな気配を感じたりして…なんか楽しかったなぁ。

    2016/06/10 22:12 | あーせい

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