** メンバー日々 **

カンティーフェア2015でのジャムセッション

去る10月17(土)、18(日)と行われた清泉寮でのカンティーフェア2015。
ハーベストステージ両日のでのフィナーレが日曜日最終ステージで行われました、
出演3バンド全員によるジャムセッションの様子です。

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1曲目「We’ll Meet Again Sweetheart」では、
現在山梨県で開催されている唯一のBluegrass関係の催し、
「Bluegrass Workshop やまなし」のメンバーもステージに上がり、
その中のひとりが突然リードボーカルに押し出されたり。

2曲目「Foggy Mountain Breakdown」では
ベースの2人がのりのりのスプーンパーカッションで、
パフォーマンスをしてみたり、
そして3バンドそれぞれのパートソロは聴き応え有りますよ。

清泉寮有史以来ベストなジャムじゃないでしょうか〜。b(^_^)

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Bluegrassは故郷を思う音楽なのです

11/21(土)は我々八ヶ岳Mt.Boysのホームであるパームスプリングでのライブ。
今回は甲府を中心に活動するシンガーソングライターMOYAさんとそのお仲間達を迎えてのジョイントでした。

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前半MOYAさんの電子ピアノの弾き語り、
ベースDENさん、パーカッションのHITOさんに
3本のピアニカを操るHARUさんのユニット。

オリジナル加え「上を向いて歩こう」「情熱大陸のテーマ」などの
耳に覚えのある曲を取り混ぜ、
まるでリスナーの年齢層を読んでいたような選曲で
みなさん楽しんで聞き入っていました。

中でも「死んだ男の残したものは」では、誰の持ち歌?
・・で話しが盛り上がり、
リアルタイムだったはずのパーム鈴木でさえ思い出せず。
唱ったMOYAさん当人も誰とも言っていませんでした。
各自浅川マキだの加藤登紀子だの絞り出していましたが
とうとう最後までハッキリせず仕舞い。

因みに調べてみれば谷川俊太郎がベトナム戦争当時に書いた反戦歌、
最初に唱ったのはバリトン歌手の友竹正則。
倍賞千恵子、林美智子、石川セリ、高石友也、小室等、森山良子など多くのシンガーがカバーしています。
まあ、誰も覚えていなかったと言うことですね。

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さて、後半我々八ヶ岳Mt.Boysでは、
ナリちゃんが初の英語歌詞でのリードボーカル。
そしてメンバー各自にMCが課せられたのでした。

かくしてBanjoカトーは
Bluegrassは男が女にフラれる話しと一度は捨てた故郷に戻る歌が多いけど、
日本でも女に振られちゃ故郷に帰る「フーテンの寅」という男の物語あり、
この大泉町も村時代、実は映画のロケ地になったという話しをしました。
町中を探索しロケ地を突き止めることが出来て嬉しかったという話しなのでした。

まあ折角なので、この行の裏付け説明をいたしておきましょう。
今から44年前、1971年の正月に公開された第8作『男はつらいよ 寅次郎恋歌』です。
物語の冒頭で寅さんは旅芸人一座と知り合います。
例によって柴又に舞い戻りマドンナへの片想いでカラマワリし、
挙げ句の果ての失恋から再び旅に出るところはいつものパターン。
そしてラストシーンの旅先で旅芸人一座と再会する場所が
当時の大泉村西井出の農家の前だったのです。

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ここは大泉だと確信した一コマがこれ。
辻に立つ寅次郎と正面の山が甲斐駒ヶ岳、
見慣れた南アルプスの眺めでその構図は象徴的です。
寅さんの右肘の家と隣接の塚石越しの家が決めて。

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現在の写真真ん中青い屋根の家と電柱右の防風林に囲まれた家です。
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もう一コマは八ヶ岳をバックにのぼりの立つ農家が一目瞭然、
この時、野良仕事をしていた人に話しかけたら、その人が家主でビックリ。
最近改築して屋根の形が変わってしまったが、
あれは自分の家だと証言がとれた訳です。

今回のMOYAさんとのライブ、幅が広い話題でした。

もう一つの長野スペシャル

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ず〜っと書きたかった、やっと書けました。
先月、「酒、酒、音楽、酒、酒、音楽」でブルーグラス界を席巻する、
KENTUCKY HO-BOさんに招かれ「NBS(長野ブルーグラス・スペシャル)」へ
参加したことは既にレポートしました。

翌日は帰途に就いた訳ですが、
真っ直ぐ帰るにはあまりに天気が良く、
かといって男4人で紅葉狩りもさして面白くもないし・・。(^_^;

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まあ、別のルートで蕎麦でも食べて帰ろうかとお茶を濁すように促すと、
そのまま承諾され車は更埴JCTから往路コースとは違う東へと向かった。

するとコーセイさんから追加提案、Mさんの山荘に寄ってみよう。
Mさんの山荘と言えば今年あのネッシー・エクスペディションが
「Hear The First Whippoorwill」のジャケ写を撮ったと言われる山荘じゃあないですか。

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ほら・・。

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突然おじゃましていいのかと言うことですが、
コーセイさんは「いいの、いいの」といいながら既に立ち寄る旨をMさんに携帯で伝えている。

臼田のあたり、気の利いたそば屋で早めの昼食をとり山荘へと向かった。

・・ここからは山荘に到着するまでは語れない、
暗雲たちこめるようなおぞましい道行きは省略します・・。

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木立の中チョット勾配の急な傾斜地に立地するログキャビン。
南向きに突き出たデッキから、のどかな田園風景が見下ろせます。
中では既に薪ストーブが煌々と燃えていました。
そのストーブに足を突き出す向きに独り用のソファーが、
無駄な時間を贅沢に過ごしたいならここに座れとばかりにおいてあります。
いいね、いいね〜。
何にもしなくていい、だたここに座ってBLUEGRASSを聞いていたい。
そんなスペシャルな空間にただただ感動。
Mさんとメンバーとで小一時間ほどしゃべって山荘を後にしたのでした。

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実に名残惜しかったので、車までは徒歩で・・秋の信州佐久をサクサクと落ち葉を踏みしめて戻ったのでした。
・・ここでダジャレかよ。

Mさん、スペシャルな時間をどうもありがとう。
次回のワークショップ、お待ちしてます。

川の岸辺でBluegrassがしたいね

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今回は場所を代えてみて「甲斐市勤労青少年ホーム」と言うところで行いました。
目の前が釜無川、さらにこの場所は時を遡ること戦国時代。
武田信玄が大規模な治水を行ったと言われている「信玄堤」という旧跡がある場所なのです。

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古来より川辺に暮らす人々は川の持つ自然の力をうまく利用し、木、竹、石材などの身近な物を使い自分たちでも治水を行ったと言います。
ここにはそのなごりの「聖牛(ひじりうし)」という川の流れの勢いを弱める構造物が展示されていました。
河川敷公園中、模擬設置された「聖牛」の廻りで遊ぶ人たちが微笑ましいです。
もう少し暖かければ、こんな野外でビールでも飲みながら演奏するのもイイですな。

さてワークショップ第4回、今回は7名の参加。
してその様子は、マイナー楽器、5string Banjoを手にした初心者の行く末をつづるブロガーDisir氏のレポートにて。

今回は
 ・キャベツをゆでろ
 ・We’ll Meet ageain Sweethart
・・に加え、

 ・You Are My Sunshine
・・を追加しました。

あとデモ演奏で
 ・Blueridge Cabin Home
 ・Little Cabin On The Hill

少しづつではありますが、弾けるようになり始め、
合わせることの楽しさも味わえるようになっているようです。
楽しみです。

“NBSな夜”

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もう一週間もたとうとしている。
流石に2週間で2日に渡る演奏や遠征を続けて行うと後始末が大変だった。
元の生活リズムに戻れないかと思った。(笑)

この2週末に渡る恵まれた天気は一体誰のお陰かと思うと、
・・そう、私“Banjoカトー”以外考えられないのである。
もう雨男などとは言わせない、この秋に実証されたのだから・・。
夜になり少しの間雨が降ったらしいが、
自分は地階にあった会場「Che Lu」の中に居たので
ことさら信憑性が深まっている。
まあ今年も残すところ2ヶ月、来年の事は判らない。

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さて、NBS本編はというと。
なんとジャムセッションから始まるスタート。
なんか新鮮。

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MCさんから各バンドのメンバーが呼ばれ、
予め曲目は伝えられてはいましたが、
開演と共にステージ上でセッションバンドを組んでの演奏が数曲。
お客さんも楽しかったろうし、僕らも緊張がほぐれ、
中々画期的で効果のある始まりだ。
参加バンドの構成もユニークですが、
その絡ませかたにもレスターB♭さんのセンスのよさが伺えます。

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地元若手の元気な「BLUE GRACE」から始まり、
「BLUEGRASS SETTLERS」女性リードボーカルを筆頭に新潟から、
このリードボーカルがめっちゃイイ、ドリーパートンが出るわ、
エミールハリスがでるわ新潟恐るべし。

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で、3番目が我々八ヶ岳Mt.Boys が山梨から。
何処に行っても、ブルーグラスなかぎり、
寛が一番若いのです。(^_^)

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4番目「OUT OF BOUNDS」はなんと練習場所が
や、焼鳥屋さん、・・らしい。
「酒、酒、音楽、酒、酒、音楽」は今やNBSの伝統となりつつありますか?

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「MOUNTAIN SHAKES」は東京から。
なのに八ヶ岳近辺の話題で盛り上がりました。
それに、なんとマンドリンは先月ワークショップにも来ていただいた、
桃太郎さんじゃあないですか。

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トリをとるのは
「KENTUCKY HO-BO」、地元長野で
「酒、酒、音楽、酒、酒、音楽」の伝統を伝えるNBSのホストバンドです。
何をどーしたって最後にあの曲をキメられちゃぁね。
コーセイさんがシミジミと言っていました。

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ジャムで始まりジャムでフィナーレ。
また「KENTUCKY HO-BO」さんのお心遣いにより、
打ち上げの席までもお招きいただき、
レスターB♭さんはじめとする
KENTUCKY HO-BOみなさん、
本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
参加バンドのみなさんお疲れ様&ありがとうございました。

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今回も臨場感はお伝え出来てないと思いますが・・、(^_^;
とにかく是非聞きに来てくださいとしか言えない
“NBSな夜”だったのでした。